その他

パッケージ製品

EDIパッケージ(iTP Messaging Model F)

1.強力な耐障害性

EDIの停止は許されない

EDIシステムは、B2Bの最重要インフラシステムです。システムの停止により必要なデータが必要な時に確実に届かないとビジネス機会の損失や社会的信頼の失墜といった大きな影響があります。BCP(事業継続)の観点からもシステム障害に備えて、システムの高可用性を確保することは重要な課題です。

24時間365日ノンストップ稼働

iTP Messaging Model Fは、HPE NonStopサーバー専用設計により、「プロセスペア」技術を最大限に活用、強力な耐障害性と処理継続性を徹底的に追及しています。

耐障害性を支える「プロセスペア」技術

HPE NonStopサーバー最大の特長は、冗長化されたハードウェア上で実行するプロセスをも冗長化すること。それが「プロセスペア」技術です。
iTP Messaging Model Fは異なるCPUでプライマリプロセスとバックアッププロセスが稼働しており、処理状況を同期しています。プライマリプロセスに障害が発生した場合、瞬時にバックアッププロセスに自動的に切り替わり、システムを再起動することなく処理を引き継ぎます。

数秒で自動的に業務復旧を実現

「プロセスペア」技術を採用したコア・コントローラによって処理機能を一元管理・死活管理をしています。このことにより、配下の各処理プロセスを状況に応じて効率的かつ最適に制御することができます
障害を検知すると、ただちに障害の発生した処理プロセスを別CPUに再生成し、たった数秒で何ら操作することなく処理継続(テイクオーバー)することが可能です。

データの完全性保証

コア・コントローラのトランザクション管理機能、順序制御機能、重複チェック機能により、データの完全性を保証。障害発生時にもトランザクションを重複、ロストすることはありません。

 

 

 

2.柔軟な拡張性

リソース増強・再配分ニーズに応えるシステム構成
従来型EDIから次世代EDIまで、豊富な通信機能

異機種のホストや取引先端末とのデータ交換に対応できる豊富な通信機能を備えています。通信の新サービスや新手順にも柔軟に対応。もちろん、「流通BMS」にも対応しており、ニーズに即した多彩な構成のデータ交換システムの構築が可能です。従来型EDIから次世代EDIへの移行もiTP Messaging Model F運用管理機能をそのまま使用することができるので、簡単かつスピーディに移行することが可能です。

統合EDI環境によるシステム全体の最適化

iTP Messaging Model Fのフレキシブルなシステム構成は、スケールアウトに完全追従。将来のHPE NonStopサーバー増強による性能向上、負荷分散時に優れたパフォーマンスを発揮することが可能です。グループ企業間の統合等により通信インフラ、運用業務が混在している複数のEDIシステムをiTP Messaging Model Fに集約することで、運用負荷削減とシステム全体の最適化を図り、さらなる業務効率の改善を目指すことが可能です。

導入実績NO.1の実力

信頼性の高い業界標準のEDIパッケージとして他の追随を許さない、これがiTP Messaging Model Fの実力です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.機能

接続手順
  • ebXML MS(流通BMS)
  • JX手順
  • EDIINT AS2
  • JCA手順
  • 全銀協手順(ベーシック)
  • 全銀協手順(TCP/IP)
  • 全銀協手順(TCP/IP ・ 広域IP網)
  • FTPインターフェース
  • OSSインターフェース(HOST/UNIXインターフェース)
  • アプリケーションインターフェース
  • 独自手順 他(ご要望に応じて柔軟に対応させて頂きます)
スケジュール機能
運用・照会機能
セキュリティ機能
障害通知機能
ユーザインタフェース機能
通信機能
  • 再送機能/再配信機能/リトライ機能
  • サービス時間帯管理機能
データ管理機能
  • 蓄積保管機能/同報配信/コードフォーマット変換
  • トランスレート機能/ブロッキング・デブロッキング機能
  • 統合(マージ)分割機能

■通信オプションリリースのお知らせ
2019年1月7日に全銀協手順(TCP/IP ・ 広域IP網)をリリースいたしました。
全銀協手順(TCP/IP ・ 広域IP網)は全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP 手順・広域IP網)に準拠しています。
一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)が作成したガイドラインに基づいて実施された相互接続試験に参加し、
JISA・インターネットEDI普及推進協議会参加12ベンダー間のEDI製品およびサービスと問題なく相互接続が行えることを確認しました。

ガイドライン、相互接続試験の詳細について、JISA Webサイトよりご確認ください。
https://www.jisa.or.jp/it_info/engineering/tabid/2518/Default.aspx
EDI関連資料「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」利用ガイドライン SSL/TLS方式編
EDI関連資料「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」相互接続試験結果

 

■AnserDATAPORTとの接続確認結果のお知らせ
株式会社エヌ・ティ・ティ・データが提供する企業様・自治体様と金融機関との安全な取引を実現する
ファイル伝送サービスであるAnserDATAPORTと問題なく通信できることを確認いたしました。

“体感”プライベートセミナーに来ませんか?

日本ヒューレット・パッカード本社内のマシンルームに併設したデモンストレーションルームをお借りしてのプライベートセミナーを実施することが可能です。業務アプリケーションの継続・標準化・開発性とシステム担当者や開発者が抱える悩み・疑問に対する解決策を、実機でのデモを通じて”体感”いただける内容となっています。プライベートセミナーだから実現できる、お客様の将来計画に関するディスカッションの場ともなりますので、ぜひご来場ください。

ご来場のご相談は、下記のヘルプデスク窓口までお電話かメールでお問い合わせください。

 

 

HPE NonStopサーバーは、Hewlett Packard Enterprise Development,L.P.の米国およびその他の国における商標です。流通BMSロゴ、「流通ビジネスメッセージ標準」ならびに「流通BMS」は財団法人流通システム開発センターの登録商標です。本書に含まれる技術情報は予告なく変更されることがあります。本商品の内容・仕様は予告なく変更する場合があります。記載事項は2019年9月現在のものです。
※HPE NonStopサーバーの詳細につきましては、日本ヒューレット・パッカードのサイト をご覧ください。


ソリューションサービスに関するお問い合わせは、以下お問い合わせフォームより受け付けています。
お問い合わせ