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金融機関のお客様
情報系システムソリューション
収益管理活用支援サービス
様々な金融制度への対応をクリアしながら、金融機関の健全な経営のための収益管理を実現していくには多くのコストと時間を要するという一般的なイメージがある中で、当社の収益管理システムは低コストでかつ、エンドユーザ様の要望を的確に取り入れるとともに、金融機関にあるべき収益管理をベストマッチした形で実現させる、トータルソリューションサービスです。
自行庫職員・営業店の業績評価と収益管理を結びつける「営業店・職員評価機能」
例えば、長期金利の上昇が予想される中で、預貸金の長短のバランスをどのように組み立ててポートフォリオを構成すべきなのか、信用コストや配賦経費見合いの「真水」の収益はどれほどなのか。本部部署においてこのようなALM管理を遂行するのは当然のことですが、それに加え職員一人一人が自分の担当する顧客のポートフォリオに対してALM管理を行うことができれば、金融機関全体としてより質の高い収益管理を実現することが可能であると考えます。
当社の営業店・職員評価機能は、本部部署だけではなく、営業店や職員の隅々にまで収益管理の仕組みを展開する環境をご提供いたします。
ポートフォリオ見直しに活用できる「GAP分析、パフォーマンス分析」
資産負債のGAP分析から、複雑なオプションを持った複合商品のパフォーマンス分析まで、お客様のポートフォリオの内容やご要望に応じた分析機能をご提供致します。
「営業店・職員評価機能」が営業拠点におけるパフォーマンス分析だとすると、これは本部部署が自行庫全体のポートフォリオを管理するための機能と言えます。
商品ごとにキャッシュフローや約定金利、仕切り金利を変えることができる「収益シミュレーション機能」
例えば、景気の変動に伴って債務者格付けが変動したり、デフォルト率が変動したりするわけですが、それにより信用スプレッドが変わり、プライシングの戦略も変わってきます。このような景気変動要素を変数化したパラメータを取り込むことで「収益変動のシミュレーション」を行うことが可能です。
また他には、特定商品の販売を促進したい場合、該当商品の仕切り金利を調整し、低い約定金利であっても高い収益が割り当てられるようにすることで、職員の該当商品販売に対するインセンティブ向上を狙うといった「収益調整のシミュレーション」も容易に行うことができます。
収益管理・リスク管理・IFRSなど、それぞれの要請に応じて適切にキャッシュフローを生成する「キャッシュフロー生成機能」
現在価値を計算する「割引現在価値展開機能」
収益管理では、キャッシュフローの形状を適切に把握することが最も重要な要素の一つです。キャッシュフローの展開については、収益管理上の側面、リスク管理上の側面、IFRSの側面と、用途と要請に応じてそれぞれ適切に展開します。
また、IFRSにおいては預貸金明細一つ一つのDCF展開処理が必要ですし、金利リスク計測では金利感応度を導くための割引計算が必要です。いずれの処理も膨大な計算処理が必要となりますが、当社開発のシステムでは、たとえ少ないシステム資源でもこれら計算を実現することが可能なため、ハードウェアへのコストを抑える効果が期待できます。
システムを自由に組み合わせることでお客様の経営をよりよい形でサポートする「段階的導入」
収益管理だけでなく、リスク管理やIFRS対応などを合わせて行うことでお客様の統合的な経営管理をお手伝いさせていただくことが可能です。
当社のシステムは段階的に導入することにも対応しておりますので、例えば「まずは最も関心のあるところ(部署)」にだけお試しで導入していただき、順次カバーする形で導入範囲を広げていただくことも可能となっております。
お客様の要望によりカスタマイズ可能な「統合的収益・リスク管理帳票作成機能」
「統合的収益・リスク管理帳票作成機能」はお客様のご要望に応じた形式で各種情報を帳票やまたはWEB画面にて閲覧できる環境をご提供します。
また、当社以外のシステムからの情報であっても、ご要望に応じてまとめて取り込み、帳票出力させるといったカスタマイズも可能です。最も見やすい形で最も見たい情報を分かりやすく表示させることで、お客様の収益・リスク管理がよりスムーズに進めていけるようサポート致します。
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